鍼灸治療日誌 · 28日 10月 2020
ドラベ(Dravet)症候群の鍼灸治療を行っております。 まだまだ小さい彼らには刺さない鍼を用いる小児鍼です。 ここではその日の彼らの症状や所見、治療内容などを簡易的に記録しています。 【兄】 欠神発作が少し起こっている。週に3、4回程度。 肌の乾燥が減少してきた。 よく眠れるようになっている。 カゼ気味で鼻水と痰がからむ咳が少し出る。 ※右天枢(+)...
メモと考察 · 26日 10月 2020
◆邪気臓腑病形篇 【原文】 ・・・ 黄帝曰.請問脉之緩急小大滑濇之病形何如. 岐伯曰. 臣請言五藏之病變也. 心脉急甚者.爲瘛瘲.微急.爲心痛引背.食不下. 緩甚.爲狂笑.微緩.爲伏梁在心下.上下行.時唾血. 大甚.爲喉吤.微大.爲心痺引背.善涙出. 小甚.爲善噦.微小.爲消癉. 滑甚.爲善渇.微滑.爲心疝引臍.小腹鳴....

メモと考察 · 24日 10月 2020
【原文】 ◆大奇論篇第四十八. 肝滿.腎滿.肺滿.皆實即爲腫. 肺之雍.喘而兩(月+満−さんずい)滿. 肝雍.兩(月+満−さんずい)滿.臥則驚.不得小便. 腎雍.脚下至少腹滿.脛有大小.髀䯒大.跛易偏枯. 心脉滿大.癇瘛筋攣. 肝脉小急.癇瘛筋攣. 肝脉騖暴.有所驚駭.脉不至.若瘖.不治自已. 腎脉小急.肝脉小急. 心脉小急不鼓.皆爲瘕....
メモと考察 · 23日 10月 2020
◆通評虚實論篇第二十八. ・・・腹暴滿.按之不下.取手太陽經絡者.胃之募也.少陰兪.去脊椎三寸傍五.用員利鍼. 霍亂.刺兪傍五.足陽明.及上傍三. 刺癇驚脉五.鍼手太陰各五.刺經太陽五.刺手少陰經絡傍者一.足陽明一.上踝五寸.刺三鍼. 凡治消仆撃.偏枯痿厥.氣滿發逆.肥貴人.則高梁之疾也....

メモと考察 · 07日 10月 2020
力のないひきつけ、緩慢なあるいは小さなけいれん(ふるえ)を特徴とするものを東洋医学では「慢驚(まんきょう)」といいます。 突然のひきつけ、けいれんを特徴とする「急驚」とは区別して考えます。 急驚は外側の要因が症状のきっかけとなります。 一方の慢驚は身体が弱っているがために起こります。 つまり、内側の状態が要因となります。...
鍼灸治療日誌 · 07日 10月 2020
ドラベ(Dravet)症候群の鍼灸治療を行っております。  2歳の頃から診せていただき、今日で彼らも5歳になりました。 身体は大きくなり、言葉も多くなり、表情はとても豊かになりました。 ドラベ症候群は5歳ごろから発作の起こり方が変化するとも言われています。 上手く乗り切れるようにお手伝いできたらと思います。 【兄】...

メモと考察 · 02日 10月 2020
突然に生じるけいれん・ひきつけのことを東洋医学では「急驚(きゅうきょう)」といいます。 そのほか「急驚風」「驚厥」「抽風」とも呼ばます。 急驚は、外気の状態、食事、精神の動揺など外側の要因によって発生します。 具体的には主に以下の5つの要因が考えられます。 ①外感 ②暑熱 ③痰熱 ④食滞 ⑤驚恐 それぞれ細かく見ていきます。 ①外感...
鍼灸治療日誌 · 30日 9月 2020
ドラベ症候群と診断されている双子の男の子の鍼灸治療をさせていただいていおります。 顔はそっくりなのに、体質が違うため、発作の出方も異なります。 ここでは彼らのその日の状態を簡易的ではありますが、記録しています。 【兄】 ここ1週間ほど、睡眠の状態がすこぶる悪い。 寝つきも悪いし、中途覚醒もし、その後なかなか寝ない。...

メモと考察 · 24日 9月 2020
【名称】 商品名(例):ロゼレム錠8mg 一般名:ラメルテオン錠 薬効分類名:メラトニン受容体作動薬 【効果・効能】 不眠症の入眠困難を改善する。 【薬理作用】 メラトニン受容体に作用し、体温を下げ、体内時計を同調させることにより、自然に近い生理的睡眠へ誘導させる。 ※メラトニンは脳の松果体からすんぴ雉される睡眠と深く関係のあるホルモン。...
鍼灸治療日誌 · 23日 9月 2020
ドラベ症候群の2人の男の子の鍼灸治療(小児鍼)を行っております。 現在、週に一回のペースで行っている治療の内容を記録しています。 【兄】 9/16、10:00頃家族で出かけて、11:00に昼ご飯。バイキングでひたすら唐揚げだけを食べていた。 帰宅してお風呂の後に4分ほど、発作が起こった。 けいれんはなく、意識減損(ぼーっとする)のみ。...

さらに表示する