ドラベ症候群の2人の男の子の鍼灸治療(小児鍼)を行っております。
現在、週に一回のペースで行っている治療の内容を記録しています。
【兄】
9/16、10:00頃家族で出かけて、11:00に昼ご飯。バイキングでひたすら唐揚げだけを食べていた。
帰宅してお風呂の後に4分ほど、発作が起こった。
けいれんはなく、意識減損(ぼーっとする)のみ。
前日、21:00ごろに寝たが、23:30に起きて、4:00ごろまで起きていた。
※その2日前にお友達が2泊していったとのこと。
その興奮が今回の夜泣きにのど程度影響しているのか…
その他、最近数秒ぼーっとする小発作がある。→1回/3日ほど。
※脾胃陽虚?
治療:火曳きの鍼、散ずる鍼、回陽の鍼、両合谷鍉鍼、両前腕手陽明大腸経擦過、両照海鍉鍼、両下腿足陽明胃経擦過、大椎・命門鍉鍼、背部擦過、頭部散鍼
大椎、命門にドライヤー
※今回、腰部がよくあたたまった。
※昨日の発作は寝ておらず、熱を持ちやすい状態で出かけ、入浴後に発作が起きている。
熱がこもった事もあるが、発作の特徴から直接的な原因としては唐揚げの食べ過ぎだと考える。
心下がつまり、心陽不振となったのではないだろうか。
寝なかった日の翌日は注意が必要。
【弟】
数秒ぼーっとする小発作は全く出ていない。
機嫌が悪い。陰部を触るため、オーバーオールを着せている。
兄が起きていたため、あまり寝ていない。
治療:両合谷鍉鍼、両前腕手陽明大腸経擦過、両照海鍉鍼、両下腿足陽明胃経擦過、火曳きの鍼、散ずる鍼、回陽の鍼、大椎・命門鍉鍼、背部擦過、頭部散鍼
大椎、命門にドライヤー
※腹診からくすぐったがる。
→両手足陽明擦過からすると、回陽の鍼も可能。
※心下がやや詰まっている。
※弟くんは腰部がなかなか温まらない。
→心下の反応は取れたが、腰部の反応が悪いため、お母さんに気をつけてみてもらうよう伝える。
つまようじでの頭部散鍼と、食後や午後の頭部アイシングを指示。