「今日からじゃ〇りこ禁止ね」
今、この文章を見て、何とも言えない切なさに包まれた方は割と多いのではないかと思います。
かく言う私も、20代の頃はじゃ〇りこが大好きで、師匠に禁止された経験があります。
じゃ〇りこの素敵なところは3つあると思うのです。
その1.素材がじゃがいも
その2.ちょうどよい棒状の細さ
その3.硬さが絶妙
(※100%私の私見です。)
女子は「いもくりなんきん」与えていれば文句を言わない方が多いです。
そして、あのCMのように食べたいのです。
そして、そして、あの硬さが皆を虜にしているのだと思うのです。
ここまでは私の完全なる私見ですが、ここからはもう少し東洋医学的にみてみましょう。
じゃ〇りこはパッケージに記載されている通り、「かたさ」が特徴のお菓子です。
それを食べだしたらキリ(ん)がないほど、食べてしまうというところがポイントであり、ある意味症状とも言えます。
これは「歯ぎしり」や「噛みしめ」の軽い症状と考えてよいのではないかを思います。
歯ぎしりや噛みしめが起こるのは「悔しいとき」や「怒っているとき」ですよね。
つまり、じゃ〇りこのような硬いものをバリボリ食べたくなった時は
「軽く悔しい思いをしているとき」や「軽く怒っているとき」なのです。
また、「食べる」という行為自そのものが「代償行為」である可能性もあります。
代償行為とは、次のようなことを言います。
たとえば何かに腹が立った時、その対象に対して本当は怒鳴り散らしたり、殴ったりしたいが、
様々な事情があって、その場は理性で抑え込んだ。
しかし、その感情は心の中に渦巻いていて根本的には解決されていない。
だから、「食べること」という行為に代償させて解消する。
人類の歴史を見てみると、飽食の時代はごく最近のことで、飢餓の時代の方が圧倒的に長くありました。
そのため、私たちの遺伝子には「ストレス=明日のゴハン」という情報が刷り込まれているのではないかと思います。
ですから、ストレスを感じると食べ物をため込むような行為に走ってしまうのです。
じゃ〇りこは「硬いものを噛むこと」と「食べること」を同時にできる代物なのです。
さらにじゃがいもは糖質なので、満腹感も出せますし、気を緩ませる作用も発動させるのである意味完璧です…?!
ストレス社会といわれるこの時代にあのようお菓子が愛されるのはわかるような気がしませんか。
もちろん、一時的にストレスがかかって食べることで解消させるのは悪くないと思います。
しかし、それが習慣的になっている場合は常に怒っている、つまり戦闘状態が続いているということです。
これはどこかで解除しなければ、当然体に変調をきたします。
代償行為は食べることだけではありません。
私のおすすめは、身体を動かすことです。
たった10分散歩するだけでもすっきりしますし、たらふく食べて寝るよりもぐっする眠れるようになります。
今日は口に運ぶ手を止めて、散歩に行きましょうか。
新たなブームが起こるかもしれませんよ。