ドラベ(Dravet症候群)の小児鍼を行っております。
立春を過ぎた今の時期は彼らにとっては相性の悪い季節です。
発作が起こってもできるだけ軽く、短くしていくことが目的のひとつです。
ここでは彼らの症状や所見、治療内容を簡易的に記録しております。
【兄】
2/3の昼過ぎに2~3分複雑部分発作。
その後はないが、鼻水が継続的に出ている。
治療:両太敦鍉鍼、火曳きの鍼、回陽の鍼、散ずる鍼、火曳きの鍼、両合谷鍉鍼、両手陽明擦過、両照海鍉鍼、両足陽明擦過、大椎、命門鍉鍼、背部擦過、頭部散鍼
【弟】
2/4、欠神発作時に転倒し、おでこを水筒の蓋にぶつけて切った。→縫ってもらった。
治療:両太敦鍉鍼、火曳きの鍼、回陽の鍼、散ずる鍼、火曳きの鍼、両合谷鍉鍼、両手陽明擦過、両照海鍉鍼、両足陽明擦過、大椎、命門鍉鍼、背部擦過、頭部散鍼
※立春を過ぎて早々に連続発作。
しかし、以前のように体質と季節の関係が合わず、先々を予測できない状態ではない。
借金を一本化できたような感じ。この部分に関しては悪くない反応と考えている。