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2019.11.28

ドラベ(Dravet)症候群の鍼灸治療を行っています。

彼らには主に金属の棒を用いて、ツボを刺激したり、皮膚をさすったりというような小児鍼を行います。

鍼灸は体の反射を利用した治療法なので、無理やり押さえつけて行っても効果がありません。

そのため、機嫌が悪く、嫌がったりする場合は日を改めます。

1年半ほど彼らの治療をさせていただいていますが、ずいぶん前にそのようなことは1度だけだったと思います。

いつもお利口に鍼灸治療を受けてくれる彼らの様子を簡易的ですが、記録しています。

 

【兄】

弟に右目を噛まれ、赤くなっている。

兄の噛みつきは少し減少している。

 

※臍周辺しょう冷えは昨日と比べ、減少。

 

治療:火曳きの鍼、回陽の鍼、散ずる鍼、火曳きの鍼、両合谷鍉鍼、両手陽明擦過、両照海鍉鍼、両足陽明擦過、大椎、命門鍉鍼、背部擦過、頭部散鍼

 

【弟】

11/27の夕食後に1分ほどの発作が出る。

今朝も10秒弱の欠伸?発作が3回出た。

 

※痰切りと咳止めの薬を飲み始めた頃と欠神発作が頻発し始めた時期が重なっていることを指摘したところ、

医師に相談してみるとのこと。

 

治療:火曳きの鍼、回陽の鍼、散ずる鍼、火曳きの鍼、両合谷鍉鍼、両手陽明擦過、両照海鍉鍼、両足陽明擦過、大椎、命門鍉鍼、背部擦過、頭部散鍼、両内関

 

※薬の影響は予想しにくく、介入もしにくいため、難しい…