ドラベ症候群の鍼灸治療をさせていただいていおります。
顔はそっくりな双子の兄弟ですが、東洋医学的に診ると、体質が異なり、発作の出方も違います。
ここでは彼らの日々の症状や様子、治療の内容などを簡易的に記録しています。
【兄】
元気にしている。
特に変わりはなし。
治療:火曳きの鍼、回陽の鍼、散ずる鍼、火曳きの鍼、両合谷鍉鍼、両手陽明擦過、両照海鍉鍼、両足陽明擦過、大椎、命門鍉鍼、背部擦過、頭部散鍼
【弟】
小発作(欠神発作)が多め。
食欲もあり、睡眠もよく摂れている。
治療:火曳きの鍼、回陽の鍼、散ずる鍼、火曳きの鍼、両合谷鍉鍼、両手陽明擦過、両照海鍉鍼、両足陽明擦過、大椎、命門鍉鍼、背部擦過、頭部散鍼、両陽池、両至陰鍉鍼
※両陽池の後にややぼーっとする。
陽気をめぐらす前に気滞をしっかりとらなければならない。