ドラベ(Dravet)症候群の小児鍼を行っています。
鍉鍼(ていしん)と呼ばれる金属の棒を主に用いて行います。
刺すことはないので、子ども達も痛がったり、怖がったりすることはありません。
ここでは二人の男の子の様子や治療を簡易的に記録しています。
【兄】
9/11、朝9時半に発作起こる。
今朝は鼻血が出た。
※朝に発作が起こるのは珍しい。
東洋医学的には鼻血は体の深い部分の熱を捨てる際に起こることがある。
夏に冷えて、鼻水を出していることが多かったため、カゼの終盤ではないだろうか。
治療:火曳きの鍼、散ずる鍼、回陽の鍼、両合谷鍉鍼、両前腕手陽明大腸経擦過、両照海鍉鍼、両下腿足陽明胃経擦過、大椎・命門鍉鍼、背部擦過、頭部散鍼
【弟】
前回に引き続き、噛むことはあるが、陰部は触らない。
体調は良さそう。
治療:火曳きの鍼、散ずる鍼、回陽の鍼、両合谷鍉鍼、両前腕手陽明大腸経擦過、両照海鍉鍼、両下腿足陽明胃経擦過、大椎・命門鍉鍼、背部擦過、頭部散鍼