「ドラベ症候群」と診断されている男の子の鍼灸治療を行っております。
まだ3歳なので、刺す鍼は使用しません。
鍉鍼と呼ばれる金属の棒を皮膚にあてたり、さすったり…人体に刺入しない方法をとっています。
ここでは簡易的に彼らの様子の記録をしています。
【兄】
前回に引き続き、元気。
特に症状なし。
治療:火曳きの鍼、散ずる鍼、回陽の鍼、火曳きの鍼、両合谷鍉鍼、両手陽明擦過(補)、両照海鍉鍼、両足陽明擦過(補)、大椎、命門鍉鍼、背部擦過、頭部散鍼、両大敦
【弟】
うんちを食べてしまうことが2回あった。
さらに、陰部を頻繁にさわる。
治療:火曳きの鍼、散ずる鍼、回陽の鍼、火曳きの鍼、両合谷鍉鍼、両手陽明擦過(補)、両照海鍉鍼、両足陽明擦過(補)、大椎、命門鍉鍼、背部擦過、頭部散鍼、両大敦
※犬などでも、大きなストレスがかかると、自分のうんちを食べてしまうことがある。
ここ2週間ほど、弟くんの症状は何かストレスがかかったために起こってものばかり。
体調も悪い、何かが気に入らない、不快ということなのだろうが、いまいちはっきりしない。
最近変わったことといえば、オムツを替えたことだそうだ。
私たち大人でも、このシャツは肩口が詰まる感じがするとか、生地の素材が肌に合わなくて気持ち悪いなどちょっとしたことでもイラついたりすることがある。
彼らはそれを口にできないから、症状に現れる。
オムツという断定はまだできないが、元のオムツに戻して様子を見てもらうことに。
発作が起こる条件がそろってきて心配。