ドラベ症候群の男の子の小児鍼を行っています。
小児鍼は金属の棒(鍉鍼)にて皮膚に当てたり、こすったりして刺激を与えます。
男の子は8歳、女の子は7歳にならないとはっきりとツボができてこないので、このような刺激で十分なのです。
ここでは、彼らのその日の状態や治療をかなり簡易的ですが、書き留めています。
【兄】
5/22、19時頃、ぼーっとする発作起こる。
→顔を左に向け、まゆ毛がピクピクしていた。3分ほどで治まる。
※お兄ちゃんは体質からはこのような発作が一番起こりやすいと考えられる。(実際には割と多様だが…)
治療:火曳きの鍼、散ずる鍼、回陽の鍼、両合谷鍉鍼、両前腕手陽明大腸経擦過、両照海鍉鍼、両下腿足陽明胃経擦過、大椎・命門鍉鍼、背部擦過、頭部散鍼
【弟】
興奮気味。顔が赤い。
鼻水が出ている。カゼをひいているせいか、夜はよく寝ている。
治療:大椎・命門鍉鍼、背部擦過、両合谷鍉鍼、両前腕手陽明大腸経擦過、両照海鍉鍼、両下腿足陽明胃経擦過、火曳きの鍼、散ずる鍼、回陽の鍼、頭部散鍼
※治療中も嫌がり、暴れるので、今日は背中からした。
背中→頭→手足→お腹の順で行うと、少しずつ落ち着いてきた。