ドラベ症候群の鍼灸治療をさせていただいております。
3歳の男の子なので、刺す鍼は使わず、鍉鍼(ていしん)と呼ばれる刺さない鍼を用いています。
ここでは、彼らの状態や治療を簡易的に記録しています。
【兄】
元気。特に症状なし。
腹診:両天枢、両大巨
治療:火曳きの鍼、散ずる鍼、回陽の鍼、両合谷鍉鍼、両前腕手陽明大腸経擦過、両照海鍉鍼、両下腿足陽明胃経擦過、大椎・命門鍉鍼、背部擦過、頭部散鍼
【弟】
5/9、19時頃にぼーっとなる発作が起こった。
(その前に2日前とは違う友達が遊びに来ていた。)
→救急車で病院へ行った。
治療:火曳きの鍼、散ずる鍼、回陽の鍼、両合谷鍉鍼、両前腕手陽明大腸経擦過、両照海鍉鍼、両下腿足陽明胃経擦過、大椎・命門鍉鍼、背部擦過、頭部散鍼
※やや機嫌が悪いが、治療はしっかり受けてくれた。
※大人は情報の取捨選択をするが、特に2,3歳の頃はすべての情報を受けとる。
だから、イレギュラーな人が来たり、出かけたりという変化は刺激過多になりやすい。
かといって、刺激がないのも成長を促さないため、適度な刺激の与え方をしなければならない。
どこかに出かけたら、2日くらいはお家でゆっくり過ごすなど。その辺の話をした。