ドラベ症候群の2人の男の子の鍼灸治療をさせていただいております。
治療には刺す鍼は使用せず、鍉鍼(ていしん)という純金、純銀の棒などを使います。
子どもはまだツボが出来上がっていないため、これらの道具を当てたり、こすったりするだけでも十分なのです。
【兄】
やや風邪気味で、鼻水が出ている。
偏食はあるが、二便、睡眠は異常なし。
治療:火曳きの鍼、散ずる鍼、回陽の鍼、両合谷鍉鍼、両前腕手陽明大腸経擦過、両照海鍉鍼、両下腿足陽明胃経擦過、大椎・命門鍉鍼、背部擦過、頭部散鍼
【弟】
ぐずりは減少。
だらだらとだるそうな感じもない。
食欲は前回と同じくらいだが、いつもよりは減っている。
治療:火曳きの鍼、散ずる鍼、回陽の鍼、両合谷鍉鍼、両前腕手陽明大腸経擦過、両照海鍉鍼、両下腿足陽明胃経擦過、大椎・命門鍉鍼、背部擦過、頭部散鍼