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2019.04.19

ドラベ(Dravet)症候群の男の子の鍼灸治療(小児はり)を行っております。

高温環境で発作が起こりやすい難治性のてんかんですが、1年ほど診せていただき、体調やその他の環境因子も関係していることが分かってきました。

そのため、発達を促し、体調を調える小児はりは非常に意味のあることだと感じています。

ご家族に断られない限りは少しでもサポートできればと考えております。

 

【兄】

発作なし。機嫌良し。元気。

夜よく眠る。食事は偏っており、揚げ物しか食べなかったりする。

 

治療:火曳きの鍼、散ずる鍼、回陽の鍼、両合谷鍉鍼、両前腕手陽明大腸経擦過、両照海鍉鍼、両下腿足陽明胃経擦過、大椎・命門鍉鍼、背部擦過、頭部散鍼

 

※散ずる鍼を嫌がる。回陽の鍼は今日は嫌がらなかった。(かなり久しぶり?)

 

【弟】

眠たがる。夜は起きて泣いたりする。

眉間に青筋(+)

 

治療:火曳きの鍼、散ずる鍼、回陽の鍼、両合谷鍉鍼、両前腕手陽明大腸経擦過、両照海鍉鍼、両下腿足陽明胃経擦過、大椎・命門鍉鍼、背部擦過、頭部散鍼

 

※弟くんが眉間に青筋は珍しい。

何かにいらついているのか。発作に繋がらなければ良いが…。