ドラベ(Dravet)症候群の小児はりを行っております。
その時の様子は治療内容を記録しています。
なお、小児はりでは鍉鍼(ていしん)という金属の棒を用いて、さすったり、当てたりするします。
刺す鍼はもう少し大きくなってから必要に応じて使います。(男の子であれば8歳くらい)
【兄】
発作はなく、元気に過ごしている。
調子よい。
治療:火曳きの鍼、散ずる鍼、回陽の鍼、両合谷鍉鍼、両前腕手陽明大腸経擦過、両照海鍉鍼、両下腿足陽明胃経擦過、大椎・命門鍉鍼、背部擦過、頭部散鍼
※回陽の鍼、嫌がる(くすぐったがる。)
【弟】
今年の4月からデイサービスを利用している。週に2日、3時間ほど。お友達は5人ほど。
そこで軽い発作が3回ほど出た。短時間でこの回数はやや頻回。
腹診:臍周辺(脾)に冷えあり。
治療:火曳きの鍼、散ずる鍼、回陽の鍼、両合谷鍉鍼、両前腕手陽明大腸経擦過、両照海鍉鍼、両下腿足陽明胃経擦過、大椎・命門鍉鍼、背部擦過、頭部散鍼
※新しい環境もあり、2人ともやや興奮気味か。